2017-01-01から1年間の記事一覧

2017年クラフトビール雑感

2017年、日本のクラフトビールシーンを振り返れば、まさに ニューイングランドIPA一色でした。待望していた輸入が本年から 始まり、国内外の多数のブルワーが堰を切ったかのように醸造。 人気銘柄には注文が殺到し、購入できなかったことも... 涙 ■ Sierra N…

年末年始の営業予定

早いもので今年も残りわずかとなりました。 本年もご愛顧いただき誠にありがとうございます。 年末は30日まで、年始は2日より営業致します。 (大晦日と元旦は、店休日です。) 2017年の営業も、あと3日! まだまだやります。 柑橘の王様、ベルガモットが今…

トウガラシの旨味

あまり知られていないトウガラシの事実。 辛味の印象が強すぎてあまり認識されてませんが、唐辛子は 旨味の成分が強く、果物並みの糖度があるとゆう事実。 唐辛子を雪の上で寝かせ辛味を抜いた新潟独自の調味料”かんずり”を 使い、トウガラシの旨味を生かし…

Red & White

白かびが纏った表皮の白。 唐辛子の旨味が詰まった内部の赤。 紅白カラーでこの季節にピッタリな白カビ熟成チョリソーサラミ。 幾度と白かびサラミを食べましたが、こんなに唐辛子のコクや旨味と 白かびのクリーミーな風味が合うとは思いもよらなかった。 美…

Immature Citrus

糖度を上げるために摘果された柑橘、「青切り」。 今回入荷したのは、黄金柑の青切り。 完熟の黄金柑とは、異なる表情を見せてくれます。 カイピロスカとジントニックで。 自分用 青切りカクテルまとめ http://d.hatena.ne.jp/nondetabete/20171028/p1 http:…

大福。

いちご大福のカクテル、今年ちょびーっと改良。 グラスに苺の角切り、ぽろり。 天狗舞の古酒を使用した自家製ゆず酒、白味噌、他諸々の材料を ジェルエスペッサでトロトロに。 んでさ、シナモンぱらり。 スプーンで下からすくって召し上がって下さいなもし。

Star anise

風上麦酒のクリスマスエールを飲めなかった方々に捧ぐ── Star Anise infused Rum, Raspberry Puree, Schisandra chinensis Bitter, Soda 八角とベリーが効きまくってるらしいビールを、カクテルに ♪ 余話。 加湿器を付けていると、いつもより店内が暖かいで…

羊飼いのクリスマス

ソーセージの写真は、黒色の皿では焦げ目が引き立つ。 白色の皿では、お肉の発色がよく見える。 そんな気がします。 羊肉専門店からクリスマスっぽいソーセージを取り寄せましたよー ♪ ジンギスカンソーセージと羊肉のハツとレバーのソーセージです。 ちょ、…

SongBird

ベルジャンブロンドやトリプル、サワーなどベルギー系ビールが 製造ラインナップの大半を占めるソングバード醸造所。 てっきり海外の醸造所かと思ったら、千葉県木更津にある 日本の醸造所だと知り、大変驚きました。 ベルジャンを主軸にしている醸造所が、…

泣ける。。

海外から取り寄せたブールヴァード醸造所のクアドルプルの大瓶。 数年後、小瓶が輸入されて、しかもゼロが一つ消えた価格で販売された... 泣ける。 ■ Boulevard Brewing / The Sixth Glass aged 6 years ま、まあ、小瓶と大瓶で味は違うからね。 ね。 汗 最…

焼芋

焼き芋らしさは、イモ皮のポリフェノールと焦げた風味が 大事な要素だと気付いた2017年の冬。 焼き芋を使ったところで、焼芋味にゃーならないんですよね。 今年こそ、焼き芋のカクテルを実現させるおー 厚めに切ったサツマイモの皮は、キャラメリゼ。 中身は…

SOUR Cocktail

海外サイトでよく見かけるカクテル、カモミールサワー。 ■ Camomille Sour Camomille infused Vermouth, Brandy, Lemon Juice, Aquafaba レシピは様々ですが、共通するのはカモミールとレモン、卵白。 これら三種類だけで間違いなく美味い。 それから、サワ…

第4のワイン

近年、注目を集めるオレンジワイン。 白ブドウを搾汁後、長時間スキンコンタクトさせることにより、 オレンジの色調になったワインのこと。 ワインは、白、赤、ロゼだけじゃない! てゆうより、製法が違う系アピールに弱いのよね、僕。 買ってまう。 オレン…

Aquafaba

教えてもらったビーガンメレンゲを使ってーの、ルッコラサワー。

Old England Martini

長期熟成オールドエールを用いて作成したビールのヴェルモット。 英国を代表するお酒といえば、ジンとエール。 ここからは妄想── もしも、世界恐慌後の1932年英国が施行した閉鎖的経済政策の影響で、 自国内のお酒でしかマティーニを作れない事態に陥ってい…

Kriek Vinegar ?

写真のこちらは、格好良く言えばビールのクリークランビックの レデュクションですが、普段通りに言えばチェリービール煮詰めたら バルサミコかよーてな味のやつ 苦笑 この何とか〜のやつに、白ワインのモスカートダスティに入れたら スモモやサクランボのよ…

36年と9年

英国の小説家トーマスハーディ(1840−1928)。 氏が住んでいたドーチェスターには、エルドリッジポープという 名前のビール醸造所があり、その一族のひとり、アルフレッド ポープとは、茶飲み友達だったそうです。 そんな関係もあり、ハーディの没後40年を記…

ネクター祭り

NE、只今10種類あります。 にごりまくりのビール祭りです、ハイ。 これだけ揃うのは、愛媛で当店だけ! てか、四国でも当店だけでしょう。 飲むべし!

ゲツロク

写真教室に通っているお客さんが、このたび グループ展を開くようなので、宣伝にご協力。 グループ写真展 「ゲツロク X MAHHA☆MAN CAFE」 今月の27日まで開催中(21日 休)。 場所は、久米窪田町にあるマッハマンカフェ。 11時から24時まで。

白南天

南天の白 ティンクチャー作成したけれども 決まらない使い道 そこ難点

Caramelled Orange Blossom

19世紀のカクテルブックに記載されていた、柑橘の皮に砂糖を まぶし、その浸透圧により精油成分を抽出したオイルシロップ。 その名も、オレオサッカラム(Oleo-Saccharum)。 簡易版を作成し、カクテルをつくーるの巻。 中島みかんと地レモンの皮に砂糖をか…

Christmas Pudding Old-fashioned

古き良き英国の伝統菓子、クリスマスプディング。 スパイスとドライフルーツたっぷりで、まさに冬のスイーツ。 古典的カクテルのオールドファッションドを、クリスマス プディング風味にアレンジしたカクテルを紹介します。 スコッチウイスキーに、ブドウ、…

百味ビーンズ

食品ではない味をどうやって再現する? そんな謎解き気分で楽しめた百味ビーンズ。 私感ですが... ミミズ味は、ビーツのような根菜由来の土っぽさ。 腐った卵味は、硫黄(硫化水素)のような香り。 せっけん味は、バラなどのフローラル系の香り。 ゲロ味は、…

KOMAKAI

■ The Lost Abbey / Ten Commandments 十戒とゆう名前のビールだけあって、アルコール度数も10% まったくもって、芸が細かい! この造り手。 ■ ギンモクセイ・スリング 銀木犀のカクテルといいつつ、浮かんでいるの金木犀じゃない? 指摘が細かい! ■ フレ…

マンハッタンハイボール

ブームが一段落した感があるハイボール。 飽きちゃった? ならば、変化球で愉しみましょう! すり鉢でごーりごーり。 ニガヨモギ、アンジェリカ、ラベンダー、ヤロウ、カルダモン、 オールスパイス、ジュニパーベリー、シナモン、マジョラム。 スパイスをご…

石炭鉱夫の

こうゆうビールが輸入されたことが嬉しい。 ■ Alvinne / Borinage アルヴィンヌ醸造所が造ったボリナージュ。 そのビアスタイルは、18,19世紀のベルギー・エノー州を起源とする グリゼット(grisett)と呼ばれるもの。 グリゼットとは、4%前後の低アルコー…

ウイスキー入荷

秋の夜長にゆったりウイスキーを飲みませんか?と勧めるマン。 わざとピントをはずした写真を撮るマン。 つまり何を買ったのか教えるつもりがないマン。 写真手前の子、熟成年数ワンランクあげて新たに購入したマン。 マイナーな銘柄なのに頑張って売ってる…

道後オンセナート 明和電機ライブ#2

明和電機 2Days Live Performance かつては地味めな二人組ユニットだったけども、メンバー増えたし、 自作楽器も増えたし、垢抜けたし、いいね、明和電機。

青切り伊予柑

瀬戸内海に浮かぶ中島。 この島では、柑橘が約50品種も栽培されているらしい。 柑橘農家のTさんにお願いして、それらの柑橘の摘果された 青切りのもの(酸味が強い未熟果)を提供して頂きました。 左:マイヤーレモンの青切り 右:伊予柑の青切り 青切りイヨ…

自家製フェルネ #2

自家製フェルネットブランカ、再び作成。 前回より、使用素材多。 フェルネットブランカ蒸留所を見学した京都のBAR幾星さんに 教えて頂いた情報に拠ると、穀物由来のスピリッツがベースで 使用される薬草は全部で28種。 薬草の産地別で異なる風味とか、薬草…