石炭鉱夫の
こうゆうビールが輸入されたことが嬉しい。
■ Alvinne / Borinage
アルヴィンヌ醸造所が造ったボリナージュ。
そのビアスタイルは、18,19世紀のベルギー・エノー州を起源とする
グリゼット(grisett)と呼ばれるもの。
グリゼットとは、4%前後の低アルコール、小麦麦芽を用い、
当時としてはホップが効いた爽やかで軽やかな味わいのビール。
セゾンが農夫のためのビールであったのに対して、グリゼットは
石炭鉱夫のために造られた止渇ビール。
このビアスタイルが輸入されたのは、これが初ではないでしょうか?
■ Vliegende Paard Brouwers / Prearis Smokey Li
それからこれも。
こちらは、ドイツの伝統的ビール「ラオホ」をアレンジした
ヴリエヘンデ・パールド・ブルワーズ醸造所のスモーキー・リー。
松葉で燻した中国茶のラプサンスーチョンが薫る燻製ビール。
一時は、カウンターカルチャー(主流ビールのアンチテーゼ)だと
思われたクラフトビールブームですが、サブカルチャー(ある意味
傍流の一般受け)に過ぎなかったのか... 猫も杓子もIPAプリーズ。
振り返れば結局IPAのブームだったよねー なんて言わせないよ。
頑張ろう! 日本のビール文化。