バターチキン発祥のレストランのレシピでバターチキンを作ってみた
みんな大好きバターチキン。
正式な名称は、ムルグ・マッカーニといいます。
(この名前だと、それほどまでに人気が出なかった気がす... 苦笑)
ムルグ・マカニの発祥は、北インドのレストラン「モティ・マハル(Moti Mahal)」。
元々のレシピはタンドーリチキンに、トマトピューレや生クリーム、バターを
加えたシンプルなものだと言われています。
現在、「Moti Mahal」と「Moti Mahal Delux」の二系統のレストランに
分割されているモーティ・マハール。 まずは、Moti Mahalの動画。
ヒンディー語なので聞き取れないかもしれませんが、おおよその材料と手順は
インドカレーを作ったことがある方なら掴むことが出来るかと思います。
Story of India's First Butter Chicken | Exploring Moti Mahal | Served #01
驚くべきは、ホールスパイスを使わないこと。
そして、バターを入れるタイミングの違い。 水を加えないこと。
カスリメティを仕上げではなく、マリネのときに入れていること。
”マリネした鶏肉”ではなく、”マリネした鶏肉を焼いたもの”を使っていること。
スパイスの種類が少ないこと。(ガラムマサラとダニヤ、チリ、カスリメティ)
なにせカレー関連書籍で見かけるレシピと全く異なります!
モーティマハルを取材したカレー関連書籍によれば、オーナー談として、
元祖バターチキンはバターの風味を損なうのでカスリメティもカシューナッツも
使わないと紹介されていましたが、実際カスリメティ使ってます...よね? 苦笑
当時とレシピが変わったのか、はたまた一般的な使い方(仕上げにパラリと上に
かける)ではないという意味だったのか....
続いて、Moti Mahal Deluxの動画。
9分10秒辺りから、バターチキンの映像が流れます。
こちらの動画では、有り難いことに材料とその分量が記されています。
(ヒンディー語ですけどね... 苦笑)
Moti Mahal on Zee Business - Butter Chicken Recipe
こちらも前者と同様に、シンプルな仕立て。
鶏肉 300g・トマトピューレ 500g・ヨーグルト 100g・ライム1個分・
チリパウダー(小さじ 1/2?)・ガラムマサラ(小さじ 1?)・
生クリーム 30ml・バター 30g・青唐辛子 2本・パクチー 50g・
GGペースト(小さじ2?)
注:翻訳には自信がないので、カレーを作る際はご自身で改めて確認お願います。
Moti Mahalのシンプルなスパイス使いにも驚きましたが、Deluxはさらに
シンプル。 ガラムマサラとチリのみ!(あと仕上げのパクチー。)
そんなスパイス使いのカレーレシピ、見たことがなく、ただただ不安。
内心これは美味しくないのでは?と思いつつ(失礼)
元祖バターチキンを作ってみたら、結果、意外と悪くなかった(失礼)
正直に言えば、不満に感じた部分も、良いなあと感じた部分も両方あります。
どゆこと?と気になる方は、是非ご注文を ♪