続 ブラジル産鶏肉がなぜ安いのかを調べたら元農水相賄賂事件に繋がった話
良い記事でした ↓
養鶏産業がアニマルウェルフェアを満たすには、日本の
食文化ならではのハードルが存在するっぽい。
日本にも国内事情がある。生卵を食べる文化があるため、鶏卵と鶏ふんを完全に分離して生産される。これは高床式のケージで可能になった。鶏ふんは網の間から下に落ち、鶏卵は網の上を転がり集卵機に回収される。
ちなみに、この写真はタイの養鶏場。
アニマルウェルフェア対応で、平飼い&密にならない飼育面積。
ブラジルのような国土面積が広い国でなくとも
アニマルウェルフェアやっていける?と思いきや、
タイの人口は日本の約半数で面積が約1.5倍じゃった...
日本は、世界の鶏肉輸入量で一位。
鶏肉の自給率が、約66%になります。
国内の消費量を3分の1輸入で賄っている状況で、
アニマルウェルフェアを満たす飼育環境(平飼い&
飼育面積アップ)なんて、かなり無理ゲー。
また、平飼いで鶏がふんの上を歩くようになった結果、病気のリスクも上がった。
平飼いは鷄の死亡率が、ケージ飼いの約2倍になるらしい。
ますます無理ゲー。
しかも、政治家の関心も薄い...
ある政府関係者は「養鶏は国として投資する価値のある産業なのか」との声も聞かれる。自国で技術を開発するより輸入する方が早いという。
大臣をトイレまで追いかけていき、無理やりポケットに
現金を捻じ込んだって話、リアルだわ。。