かつて日本は凄かった
世界最高アルコール度数のビールは、どの銘柄なのか
Brewmeister醸造所への疑惑と、Het t'Koelship醸造所への
黙殺により、不明瞭になっています。
ここ数年のハイアルコール・ビールの醸造ラッシュに、傍観状態の
日本の醸造所たち。 ハイアルコールのビールランキング50位内に、
たったひとつの醸造所の名前さえ見出すことができません..
しかし、北海道小樽にある醸造所が、かつて造ったビールこそ、
2007年まで当時世界最高度数を誇ったビールなのでした。
それが写真の、バーレイワイン・トノトです!
北海道の極寒の地の利を生かし、ビールを凍らせることで水分を
取り除き、ビールのアルコール度数を30%にすることを実現しています。
しかし、このビールを造った北海道麦酒醸造(株)は、その後
(当時の風聞によると)火災に見舞われ、一時的にアルコール度数20%の
他銘柄バーレイワイン・akaをバーレイワイン・tonotoへと銘柄名変更。
やがて、ハイアルコールビール造り自体やめてしまいました。
2009年に、ドイツの醸造所 Schorschbräu がアルコール度数31%のビールを。
次いで同年、スコットランドの醸造所 Brewdog がアルコール度数32%の
ビールを造り、バーレイワイン・トノトの記録を破りました。
上記写真が、ただいまグラス売りにて提供中のバーレイワイン・トノト
アルコール度数19.9%バージョンです!
約7年熟成で、ナッツのような風味と甘味がトロリと口に広がります。
よろしくどうぞ ♪
バーレイワイン・トノト30%は、このビールの売れ行き次第で
開栓するかどうかが決まります。 とゆうわけで、飲むべし!