パキスタン料理、カタカット

パキスタンのストリートフード、カタカット。

 

 

両手に持った鉄製ヘラで、鉄板の上のマトンを

カタカタカタカタカタカタカタ....と切り刻む音の

オノマトペから、カタカットという料理名がついたと

言われています。

 

カタカットは、タカタックとの別名もあります。

タカタカタカタカタカタカ...と聞こえたのでしょう。

 

 

それでは、カタカタしていきます。

 

 

 

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カタカットは、マトンか山羊でつくられる料理。

部位は、腎臓・心臓・チョップ・レバー・脳の中から

2~4種類をあわせて作るようです。

 

当店では入手できたマトンの心臓、舌、レバー、

胃袋、喉ナンコツでつくります。

 

 

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タンをカタカタカタカタカタカタカタカタ

 

 

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心臓をカタカタカタカタカタカタカタカタ

 

 

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レバーと胃袋をカタカタカタカタカタカタカタカタ

 

 

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タンに付いてた喉軟骨も入れまーす。 

血液もなー

 

血を入れると、ブラウンソースのような深みが出ます。

例に引くなら、ゴアのソルポテルやカビデラ

 

 

 

まるっと完成。

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パキスタンのカタカット

 

 

カタカットの挽き肉のサイズは、一般的なミンチの

大きさが大半。 稀に、ペースト状のカタカットや

指先大にカットされたカタカットも見受けられます。

 

当店では、羊の様々な部位を食べた経験がない方が

多いと思うので、大きめにカットしています。

そうすることで、口にするたびに部位が変わり、

毎度異なる食感と味を楽しむことができます ♪