南インドのブイヤベース

かつてフランス領だった南インドの街、ポンディシェリ

 

 

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赤いマークの場所が、ポンディシェリ

 

 

ミルナードゥ州にある海辺の都市で、フランスからの

移住者によってフランス料理がもたらされる。

 

 

かつてポルトガル領だったインドのゴアで、ポルトガル料理が

インドナイズドされてポークビンダルーが生まれたが如く、

フランス領ポンディシェリにおいても、新たな料理が誕生!

 

 

それが、これ

ミーン・プイヤベース!

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フランス・マルセイユ名物のブイヤベースが、

インドナイズドされてスパイシーなブイヤベースに!

 

 

ブイヤベースといえば、ムール貝や頭付きのエビ、

イカの輪切り、白身魚を用いたものをよく見かけます。

 

しかし、フランスのブイヤベース憲章(1980年制定)によると、

以下の魚を4種類用いるのが正統なブイヤベースなのだそう。

 

 

 

ミーン・プイヤベースには、カサゴを使用。

インドで水揚げされる魚を鑑みれば、マトウダイ

使いたかったけども、手に入らなかった... 汗 

 

 

マルセイユにあるブイヤベース憲章認定店では、

スープと魚は別々で提供されていて、まずスープを、

そのあと魚を食す、という順序で味わうものらしい。

 

ミーン・プイヤベースもそんな感じで、召し上がれ ♪