「女性は男性よりも旅行好き」は、ただの思い込み!?

観光庁の統計白書、見るのたのしい。

これまで持ってたイメージが覆る調査データ、いやはや。

 

 

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観光庁の旅行観光消費動向調査・2020年7月~9月期の統計によると、

出張利用を差し引いても、女性よりも男性の方が旅行してます。 

「女性は旅行好き」のイメージが覆る結果。

 

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2018年(←19年のデータがないので)の一年間でみても、

男性の方が多く、出張利用人数を引いたところで男女比同じ。

 

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国内旅行(宿泊・日帰り)では顕著な男女差がみられないのに

海外旅行では変化が。 20代女性の海外旅行の経験率と平均回数が、

20代男性の約2倍。 「女性は旅行好き」て印象は、この辺りに素因が?

 

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直近のデータ 20年度7月~9月期に、戻りーの、

旅行者延べ人数と旅行中の消費額は、至極当然の結果

20代~60代がボリュームゾーン

 

 

興味深いのは、国内旅行で9才以下の年代が消費した金額が、

80代の2倍もある点。 30代と比較しても、3分の1の購買力。 

 

自分のお小遣いで?? 

もし親が支払った(&旅行中の小遣い)なら、カウントは親の

年代になりますよね? 本当に子供のお金? まじで。

 

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で、みんなの旅行先~

 

 

沖縄へ旅行に行った方が少ないのは、夏に感染者増えてた&

一県対四県が理由だと推察しますが、四国人気ないでつね... 

 

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しかも、ですよ。 沖縄の約2倍、四国に旅行客が訪れているのに、

旅行中に消費された金額が沖縄以下て....  死国。。 

 

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外国人旅行者にとって、四国四県の中では香川一強。 

愛媛・徳島・高知は、香川のおまけ扱いのようです。

 

 

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訪日旅行者にとっての、香川の魅力って何なのでしょう? 

うどんかな、うどんだろ、うどんだうどんだ、UDON

 

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正解は、自然景観とアート。 うどんじゃなかった!

 

それで言えば、愛媛の道後オンセナートは観光誘致的には

正解で、計画中の道後水族館は不正解。 一方、日本人は?

 

 

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アートにさほどの関心ないっぽい。

 

興味があるのは、外食・食べ物の購入・衣服の購入・テーマパーク・

スポーツ施設の順。 その次にアート。 

 

とゆうか、ちょっと待って。 あやしい。

美術館と博物館、動物園、水族館等が、みんな同じ括りになってる。

 

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これまたイメージとのギャップ。

 

ブランド総合研究所調べ 都道府県魅力度ランキング2020に

よれば、1位北海道 2位京都 3位沖縄。

 

公益財団法人日本交通公社調べ 行ってみたい旅行先ランキング

では、一位北海道 2位沖縄 3位京都。

 

 

しかし、実際は、1位関東 2位近畿 3位中部になります。

北海道・沖縄・近畿すべて足しても、関東圏へ旅行した総数に届かない。

 

何かな? 高級ステーキが好きなの~って言っておきながら、

実際に食べてるの吉野家みたいな?  喩えが悪いか、スミマセン 

じゃあ、イケメンが好きと言いながら、ブサメンと付き合う

みたいな~  はっ! 最高ですね。 

 

 

まとめ

 

■ 女性よりも男性の方が旅行してる

■ 旅行先での関心は、日本人は食で、外国人は自然景観

■ 北海道・沖縄・京都への旅行者、実際そんなに多くない

■ 四国は不人気

■ エヒメは、香川の金魚のフン

 

 

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今年一年を振り返ると、観光関連のお仕事の方は本当に大変でしたね。

 

 

2020年4月~6月期の国内旅行消費額、前年同期比82%減。 

Go To キャンペーン下の7月~9月期でも、前年同期比56%減。

 

売上が前年度比マイナスなのに、問い合わせやキャンセル手続きの

事務作業だけ増えて、大変だったのでは?

来年は良い年になりますように。