バングラディッシュの合鴨カレー
各々ダック(野鴨・合鴨・家鴨)は生物学的には同じのようで、
食味的には味が濃い・中間・淡白の順。
インドでは貧しい生産者が育てる家禽らしい。
低所得者が食べる肉とされる牛肉といい、日本人的には
安く買えて羨ましい限りだけど、その反面、鶏肉が安くない
(販売価格不明、少なくとも相対的には高価ですね)と思えば、
どちらがいいのやら。
ダックカレーは牛肉よろしく、インドの同じ州で食べられており、
マスタードオイルを使う東インドのダックカレーとココナッツミルク
を入れる南インドのダックカレー。
僕が作ったのは、バングラディッシュのダックカレー。
ハーシェ・カリア。
鴨のローストで合わせる赤ワインやバルサミコのソース、あるいは
柑橘のソース、を連想させるグレイビーのカレーを探したけど無かったれす。
鴨肉に火が通ると、肉の赤みが消える&味の濃さがうすくなるので、
そうゆうレシピがないのも納得できます。
合鴨の生ハムやスモークとしてよく利用される品種チェリバレーは、
羽毛が全身真っ白なのでアヒルに勘違いしそうになるし、あひる界の
スーパースター・ドナルドダックは気性の激しいキャラクターなので
家禽ぽくないし、アイツあひるの皮を被っているカモね。