バングラディッシュの合鴨カレー

各々ダック(野鴨・合鴨・家鴨)は生物学的には同じのようで、

食味的には味が濃い・中間・淡白の順。

 

 

インドでは貧しい生産者が育てる家禽らしい。

低所得者が食べる肉とされる牛肉といい、日本人的には

安く買えて羨ましい限りだけど、その反面、鶏肉が安くない

(販売価格不明、少なくとも相対的には高価ですね)と思えば、

どちらがいいのやら。

 

 

ダックカレーは牛肉よろしく、インドの同じ州で食べられており、

マスタードオイルを使う東インドのダックカレーとココナッツミルク

を入れる南インドのダックカレー。

僕が作ったのは、バングラディッシュのダックカレー。

f:id:nondetabete:20200828043327j:plain

ハーシェ・カリア。

 

 

鴨のローストで合わせる赤ワインやバルサミコのソース、あるいは

柑橘のソース、を連想させるグレイビーのカレーを探したけど無かったれす。

鴨肉に火が通ると、肉の赤みが消える&味の濃さがうすくなるので、

そうゆうレシピがないのも納得できます。

 

 

合鴨の生ハムやスモークとしてよく利用される品種チェリバレーは、

羽毛が全身真っ白なのでアヒルに勘違いしそうになるし、あひる界の

スーパースター・ドナルドダックは気性の激しいキャラクターなので

家禽ぽくないし、アイツあひるの皮を被っているカモね。