東アフリカと西アフリカのカレー
西アフリカのナイジェリアやガーナなどで食べられている
チキンムアンバ同様、ピーナッツバターを用いる鶏肉煮込み、
ニジェールのジェルマ。
武骨な印象のムアンバに比べ、意外にも(失礼)味のバランスを
繊細に取らなければならない洗練された印象のジェルマ。
クミン、タイム(or オレガノ)、パプリカのコンビネーションは、
アフリカだけでなくカリブ海や中央アジアの料理にも見受けられますが、
植民地時代の影響が考えられて納得できるカリブ海に対し、影響が全く
不明な中央アジア... 苦笑 掘ると大変な予感...
東アフリカ・インド洋に浮かぶ島国セーシェルのフィッシュカレー。
アフリカ料理あるある、ですかね?
土着の作物(ココナッツや魚)に、植民地支配した国の料理が作用。
島国セーシェルも、18世紀に入植したフランスの影響を受け、
(ニジェールは19世紀にフランスの植民地でした)タイムを活用。
今回はタイム繋がりで紹介しましたが、同じくインド洋に浮かぶ島国
モルディブのフィッシュカレーと比較してみるのも面白かったかも。