アフリカの醸造酒「ンベゲ」

タンザニアのキリマンジェロ山近傍に住むチャガ族が造る、

潰したバナナを自然発酵させた低アルコールの酒、ンベゲ。

 

 

 そのンベゲを、ミクソロジスト的現代解釈にて造ります──

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■ Homemade Mbege

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左:バナナ皮の香りとレモンのンベゲ

右:熟バナナ皮の香りのンベゲ

 

 

ンベゲの他、アフリカで作られているお酒は穀物を原料としたものが多い。

アフリカだけでなく、ネパールの黍でつくるトゥンバしかり、南米の

トウモロコシでつくるチチャしかり、原則として、お酒はその国で大量

生産される安価な食材を原料として作られてきた。  

 

至極当然ながら、生存のために酒よりも食を優先。 そうした歴史を

踏まえ、サスティナブル&ミクソロジーの見地から、ンベゲを醸造