海水温上昇の恩恵を受けるフィッシュヘッドカレー
今が旬のフエダイ。
フエダイで作るフィッシュヘッドカレーは、シンガポールの国民食。
マレーシア人・中国人・インド人が入り混じる民族構成のシンガポール。
その影響を受けて、様々なレシピのフィッシュヘッドカレーが存在します。
そのため、毎回違うレシピで作るようにしています。 お楽しみに ♪
あ、頭以外の部位を使わないのが正道なンですが、もったいない
折角なので身の方も。 許してちょ。
カレー本などでは、フエダイの代用で鯛を用いるレシピが散見されます。
しかし、フエダイはタイと呼び名がついてる割に、鯛のお頭ほどの出汁が
出ないため、鯛で作れば本来のものとは違う仕上がりになってしまいます。
フエダイが獲れる今だからこそ、フィッシュヘッドカレーオススメです。
しかも、このフエダイ、愛媛の海で獲れたもの。
海水温が上昇したことの好影響。 バンザーイ
磯釣りが趣味のお客さん曰く、沖縄のグルクンも稀に釣れるそうです。
海水温上昇による魚の生育分布の変異は、養殖業や海産物加工業の
方にとっては頭を抱える問題ですが、見方を変えたら、新たな収益源。
ゆくゆくは、愛媛が、熱帯海域の魚を使った本格フィッシュカレーの
聖地になる未来も悪くないだろう。 ぺこぱ