羊肉カレーの代表格、ローガン・ジョシュ
インド・カシミール地方の羊肉カレー、ローガンジョシュ。
マトンカレーのレシピ、インドに数多あれど固有名称の付いたものは、
このローガンジョシュしか僕は知らない。
インド周辺の中央アジアでは、ネームド・マトン料理多いんですけどね...
(ウズベキスタンのディムラマやイランのゴルメサブジ、美味なり。)
一度は作ってみたかったローガンジョシュ。 ラムのせせりでドーン。
ローガンジュシュの名称の諸説ある語源、「紅い肉」や「ギーで煮る」の通り、
カシミールチリの赤が鮮やかで、煮込むにつれて表面に油脂が浮かんだカレー。
まるで、ビネガーを使わないポークヴィンダルーのようでもあり、
ミャンマーのヒンのようでもあります。
カレーの中でも香味野菜の使用量が少ないので、相対的に肉の割合が高まり
一人当たり羊肉なんと200gになります! (通常は100g)
ぐう泣ける、原価率。 しかも、グレービーに移る肉の旨味・風味が、
鶏・豚・牛の比ではなく、良くも悪くも、すんごく羊 苦笑