燃えるジンスリング
ショットグラスに入れた薬草酒サンブーカに、コーヒー豆を浮かべて
火をつけ、珈琲の風味をお酒に移す、サンブーカ・コン・モスカ。
グラスが割れるのを怖れて燃焼時間が短いと美味しくないのね、コレ。
適切な時間燃やすと、コーヒーの風味がしっかりサンブーカに移ります。
そのサンブーカ・コン・モスカから発想を拡げ、新たなカクテルを作成。
作るのは、ホットのジンスリング、その名も ” 炎のジンスリング ”!
コーヒー豆ではなく、ジンのボタニカルに火をつけます。
ジンスリングは、ジンにミネラルウォーター、砂糖を加えた古典カクテルで、
今回は、そのホットカクテル版になります。 ジンは用いず、ウォッカに
ボタニカルの風味を燃焼抽出させ、ジンへと変える仕立て。
まずは、ジンの主要ボタニカルのジュニパーベリー、コリアンダー。
香木の白檀、アンジェリカ、クローブから、樽熟成ジュネバジンのような
フレーバーを。 最後に、マンダリンオレンジ片。
これらをウォッカに浮かべて、火をつけます。 ファイア!
燃焼抽出によりボタニカルの風味が移り、ウォッカがジンへと変貌を遂げます。
風味が付いたら濾し、その他材料をいれて完成、テッテレー
寒い夜に、見た目も暖まる 「炎のジンスリング」! オススメです!
あ、飲む際には、火は消えてるのでご心配なく。 (そりゃそうだ)