緑香るジントニック

アンズの果肉と種子では、アプリコットアマレットのように
味が異なるのと同様に、植物も葉と種子では味が異なります。



植物原料の蒸留酒の代表格、ジン。 
その主たる原料は、ジュニパー(乾燥した実)、コリアンダー(種子)、
アンゼリカ(根)、ライムやオレンジなど柑橘(皮)です。


これらを、同素材の葉っぱの方へ置き換えて、通常のジントニックとは
風味の異なるジントニックを作成します。

ジュニパーの葉っぱ(乾燥)、コリアンダーの葉(いわゆるパクチー、香菜)、
アンジェリカ.. は残念ながら、葉っぱを入手できなかったので、根を使用。 
そして、柑橘は、コブミカンの葉、香り高きバイマックル。



すり鉢で、ごーりごーり。
ウォッカを注ぎ、ハーブの香味成分を抽出させます。


そうして、ジンのような香りがついたウォッカに、シュガーで甘味を加えて
シェイク。 グラスへ注ぎ、ソーダで満たします。

酸味の有無は、悩んだ末にハーブリキュールのソーダ割り的感覚に帰結。
トニックのキニーネ的苦味は、ジュニパーリーフから獲得。
インフュージョンなら苦くないのに、不思議ですね。)


自家製ジンを作成するとゆうより、総合してジントニック
自家製で作成する。 そんな感じ。

テッテレー
通常のジントニックとは味が違う、” 緑香るジントニック ”。 
完成です! 



下記のカクテルも、緑あふれる今の時期だけ!
ルッコラバージョンのグリーンスプモーニ  
グリーンカレー・ジンスマッシュ