自家製ガリアーノ

イタリアが誇る甘美なリキュール、ガリアーノ


ガリアーノの精細な製造レシピは秘匿にされていますが、30種類の
使用素材の内、主要なハーブに関しては公式HPに明記されてます。


バニラ・ヤロウ・アニスシード・ラベンダー・スターアニス
シナモン・ペパーミント・ジュニパーベリー。



ここまで分かれば、造るっきゃないね!

テッテレー


量少なめ。 だってガリアーノの需要少ないんだもの 苦笑

チョット濃いめの黄金色です。 
カクテルに使用すれば、通常のゴールデンキャデラックよりも
濃色なゴールデンカラーに!



■ 自家製ガリアーノのゴールデンキャデラック

左に見えるボトルが自家製ガリアーノ。 色がチョー悪い 苦笑
ボトルを傾斜させて見なければドドメ色... アセアセ



ガリアーノの黄金色を再現するには、蒸留して着色する必要が
あるのですが、一杯千円超えると高いとブーブー言われてしまう
地域性からして商業ベースに乗らないので、それは不可能。 
浸漬が当然の帰結なの。


んで、浸漬により抽出された色素(茶色)を、黄色へ変換させる技
(茶色に緑色ヲ加えると黄色に戻ル)を用いたら、濃くなり過ぎて
しまったとゆうわけ。 入れ過ぎやで、ほんま。

配合の復習も兼ねて、再度作成。
需要ないのに何やってるの?とか言わないの。



【 今回学んだことまとめ 】
■ 着色料の入れすぎには、気をつけよう 苦笑
■ アニスシードスターアニスは、香りが似ているけれど効果が違う。 
 前者はバニラの香りを補助し、より複雑で豊かに拡げる。 
 後者は風味の引き締め。
■ ハーブだけではなく、果実の香りが重要。
 海外の自家製酒マニアから得た英知。 再現度が高まります。