超長期熟成ビール
長期熟成に耐えうるボディを持つ、インぺリアルスタウト。
世界で最初に誕生したのは、1781年。
イングランドのバークレイ・パーキンス醸造所 Barclay Perkins によって
生み出されました。
当時のインペリアルスタウトは、現在のバーレイワインのような味だと
しばしば専門書にて紹介されています。
バークレイパーキンス製のインペリアルスタウトは、同醸造所が1955年に
廃業してしまったので、最早飲むことは叶いませんが、そのレシピは無事
カレッジ醸造所 Courage に引き継がれました。
上記写真のボトルは、1967年に醸造されたカレッジ製インペリアルスタウト。
1970年まで、ラベルにバークレイ・パーキンスと銘を刻まれていました。
このボトルは既に空瓶。 つまりは飲んで(!)空っぽにしたわけですが、
これぐらいの超長期熟成になると、求めるのはロマンですね!
■ Courage / Russian Imperial Stout vintage 1977
こちらは、1977年に醸造されたカレッジ製インペリアルスタウト。
36年熟成ビールです。 現在、20ml グラス売りでお出ししています。
貴重なこの機会に、いかがでしょうか?
写真は空瓶ですが、同ヴィンテージのストックがもう一本ありまして
そちらを提供しています。 写真を撮っていないのは、
ネックラベルが剥がれているからです。 あしからず。
それから、1993年ヴィンテージの20年物もグラス売りで提供する予定です。
一昨年に1989年ヴィンテージを飲まれた方々、お待たせしました ♪
因みに、1977ヴィンテージと1993ヴィンテージでは醸造設備が異なっており
1993年ボトルに関しては、同年カレッジ醸造所が廃業してしまったため
ラストヴィンテージとなっております。
余談ですが、1993年にこの世から姿を消したこのビールですが、2011年に
英国のウェルズ&ヤングズが復活させ、Courage Russian Imperial Stout として
発売しました。 また2012年、同じく英国にあるソーンブリッジ醸造所も限定で
醸造しています。Thornbridge Hall Courage Russian Imperial Stout
もしこれらが輸入されるのであれば、是非飲んでみたいですね。何本か購入して
エイジングさせてみるのも一興ですが、まずその前に本家から飲むべき!
...とゆう営業ブログでしたが、なにか? 苦笑
追伸 先月末に発注した例のアルコール67,5%のビールがまだ届きません。
しばしお待ちを!