二十歳を過ぎたピンクの象

■ HUYGHE  /  Delirium  Tremens
左 Best Before 2015年7月  右 Best Before 1993年3月
右ボトルは、最低20年は熟成されたデリリウム・トレメンスです。



デリリウムトレメンスは、1989年に醸造されはじめたベルジャンストロングエール。
2003年にアルコール度数が、9%から8,5%に下がりました。


ビールマニアの間でも、ゴールデンエールは熟成に向かないと
認識されており、その理由には、熟成期間中にアミノ酸と糖が結合して起こる、
アミノカルボニル反応によるフレーバー(醤油やカラメルなどの香り)が
ゴールデンエールとは、相性があまり良くないことが挙げられます。


しかし、ゴールデンエールが必ずしも、長期熟成に向かないわけではありません。
今までに飲んだ、とある二銘柄は10年以上の熟成を経ても美味しいものでした。 
その銘柄が何だったかは秘密ですが。  フフフフ
さて、今回のデリリウムトレメンスは、果たして長期熟成に向くのでしょうか?
抜栓します! 飲みたい方は、早めにどーぞ ♪