バスの話

バスといえば...
交通機関のバス? ブラックバス? それとも浴槽のバス?
いえいえBARでバスの話といえば、それはもうBASS PALE ALEのバスでしょう! 


バス・ペール・エールといえばイングリッシュ・ペールエールの代名詞的存在で
1777年ウイリアム・バスが創業した歴史ある醸造所のフラグシップビールです。
フランス人画家マネの1882年作「フォリー=ベルジェール劇場のバー」に
バス社のビール瓶が描かれていることでも歴史を感じます。

因みに、この絵画はよく見ると、正面の女性の背後が大きな鏡になっていて
右に描かれた女性は、正面の女性の後姿。 つまり
シルクハットの男性に給仕している女性の姿を描いたものなんですが
それにしても正面の女性の覇気のない顔ったら、もう...w
「早く注文しなさいよ..」 とか「面倒くさい客ね..」 みたいな?
「へ、変態っ」 と蔑むときにも、こういう目しますよね女性って? ... え?




閑話休題
バス社のビールで有名なのはペールエールだけではありません。

「BASS No.1 Barley Wine 」
BASS Public Limited Company ,   Burton-On-Trent


写真は、かつてバスで醸造されていたバーレイワイン(現在は製造中止)。
1982─1983年醸造の約30年物の熟成バーレイワインです!
180mlのニップボトルなのが、いかにも年代物。
バーレイワインという呼称は、1903年デイリーメールに載ったBASS NO.1の広告の中に、
バーレイワインという単語が初めて使われたことで端を発します。
(バスNo.1バーレイワインの醸造自体は1870年頃から)
BASS No.1は、いわばバーレイワインの祖ともいえる銘柄なんです。
20mlのグラス売りで提供します。 一杯いかがでしょう?